Product Details
+DJ-1106 Black Chambray Prisoner Jacket
Cotton 100%
36・38・40サイズ は完売しました。
1940年代以前の、ヨーロッパでのプリズナー(囚人)ジャケットを元に企画。
元ネタとなったプリズナージャケットは戦前のドイツやポーランドで主に使用されていた物。ヨーロッパメイドならではの「ハンドメイド感」が素晴らしいジャケットです。
脇線や二枚袖の縫製はダブルの環縫い仕様で、なんとアームホールの縫製はパイピングになっています。これはクロージングの考え方で、袖山を高くする事で紳士服然とさせています。大量生産が前提のアメリカメイドではあまり見られない、手間がかかった仕様です。
また、ポケットの口に当たる部分は全て共地で裏から当て布が叩いてあり、プリズナージャケットといえど紳士服として、また作業服として質実剛健な作り方をしています。広い前身頃にはダーツが入り、極端に狭くした後ろ身頃は美しくカーヴした裁断・縫製になっています。これは立体裁断を駆使したジャケットで、動き易いカッティングになっています。
ドライボーンズのこのプリズナージャケットは、この当時物プリズナージャケットの裁断・縫製をほぼ踏襲して作られています。美しい立体裁断やダブル環縫い、アームホールのパイピングやポケット口の当て布等。
更に1940~50年代にワークウエアとしてアメリカで流行していたブラックシャンブレー、通称「ごま塩」生地を採用しました。ワークウエアとして汚れが目立たない、霜降りチャコールのコットン素材。着込めば着込むほどに経年変化していく、素晴らしい素材です。
ぱっと見はアウトポケットの三つボタンジャケットなので、ブレザーの様にかっちり着こなす事もできます。もしくはカバーオールと同様にワークジャケットとして着崩すも良し。様々な着方が出来る、持っていると重宝するジャケットです。